NZTAKMANのブログ

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年金保険①

■個人年金保険とは?:保険料を払い込んで資金を積み立てること。契約時に定めた年齢から年金を受け取ることができる保険(65歳が一般的)。※夫婦の老後生活資金として公的年金(国民年金、厚生年金)の他に必要と考えるお金は、世帯主が65歳以降の場合1か月あたり平均15.9万円。老後の生活資金を補うための1つの手段として考えられているのが個人年金保険

確定年金とは?契約時に定めた一定期間年金が受け取れる個人年金保険。年金受取人の生死にかかわらず一定期間年金を受け取ることができる。年金を受け取る期間は、5年、10年、15年、20年がある。万が一受取期間中に年金受取人が亡くなった場合には、遺族が残りの年金を受け取ることができる。例:10年確定年金

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■生命保険とは?

自分の死亡や病気、ケガ、介護の備えをすることで、自分や家族を守る社会保障の仕組みのこと。大勢の人が生命保険会社へ保険料を支払い、公平に保険料を負担し合うことで、万が一のときに保険金や給付金を受け取ることがでできる。親元を離れ就職したときや結婚するとき、子供が生まれるタイミングで加入する人が多い。生命保険の加入率は89%(個人年金保険を含む)。

■相互扶助の精神:大勢の人の助け合いの仕組みで成立。一人でいくらお金を貯めて蓄えても限界があり、カバーできない部分もある。大勢の人の助けによって、必要なときに大きな保障を受けることができる。

保険契約者:契約を結ぶ人。保険料を支払う人、契約者。契約すると、保険料の支払義務と告知義務がある。

被保険者:保険の対象となる人。保険が掛けられている人のこと。その人の生死、病気、ケガなどが保険の対象となる。※被保険者と契約者が同一の人であることもあり、別人であることもある。

■受取人:保険料や給付金を受け取る人。

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解約払戻金(または解約返戻金)とは?家族が増えたり、生活が変化して保険を見直したい場合⇒契約を契約の途中で解約した時に支払われるお金のこと。

返戻率(へんれいりつ)とは?:契約者が支払う保険料の総額に対して受け取ることのできる『満期保険金+祝い金(剰余金、配当金とも言う。)』の割合の事。払込保険料総額に対して年金総額をどのくらい受け取れるのかを表したもの。返戻率が高いほど、振込保険料総額に対して、たくさんの年金を受け取ることができる。100%以上。保険会社が独自に計算。保険会社は、個人年金保険を契約してほしいので、返戻率(契約者には将来の貯蓄額になる)を高くして、顧客にアピールする。

■払込み(はらいこみ):主に預金口座などを通じて、金を相手に納入すること。

金銭を払い納めること。

振込み(ふりこみ):他の人の銀行口座にお金を入れること。

■積立配当金:いつでも自由に引き出せるもの。支払った配当金に会社所定の利率(配当積み立利率)で積み立てたものが積立配当金。積み立てられた配当金のこと。会社所定の利率(経済情勢により変更すること)による利息をつけて積み立てます。

■増配とは?企業が株主還元策として株主に支払う配当金を増やすこと(一般)。

前年度決算と比較して、配当金を引き上げること。

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■配当金:決算により剰余金が生じた場合に支払うもの。保険料は3つの予定率をもとに算出していますが、実際には実際に予定していた通りの死亡者数、運用利回り、事業費になるとは限らない。予定率と実際との差によって剰余金が生じた場合に、剰余金の還元として契約者に分配されているお金のこと。配当金は予定率にもとづいて計算された保険料の事後精算としての性格を持つ。生命保険には『有配当』と『無配当』の2種類がある。無配当の保険は、最初から配当金の分配がないため、契約終了までに配当金を受け取ることはない。株式と同じように、支払った保険料で運用をして余った分を還元する仕組みがある。

 

■配当金の仕組み:生命保険の保険料は『予定利率(運用利回り)』、『予定死亡率(死亡者数の予定)』『予定事業比率(事業費の予定)』の3つの予定率を基に算出される。⇒実際には、予定した通りの運用利回り、死亡者数、事業費にならないことがほとんど。特に生命保険は契約が長期間であることから、予定率が保守的に見積もられている事が多く、そういった傾向が強いと言える。

このような予定と実際の数字の違いによる差額は、毎年度の決算時に計算され、差益があればよれを『剰余金』と呼ぶ。『剰余金』は一定額を超えると契約者に還元され、これを『配当金』と呼ぶ。

 

■予定利率(運用利回り保険会社が契約者に約束する運用利回りのこと。

■予定死亡率(死亡者の予定)過去のデータをもとに予測された性別・年齢別の死亡者数(生存者数)による死亡率。

■予定事業比率(事業費の予定):保険会社は事業の運営において必要とされる諸経費を見込んで、保険料に組み込んでいく割合。

 

■責任準備金契約者から受け取った保険料の一部を将来の保険金や給付金の支払いに備えて管理・運用している。保険会社が加入者がなくなって保険金を支払うため、金額が足りるように、加入者のうち何人が亡くなるか、できるだけ正確に見込んでおかないといけない。標準生命方の死亡率を用いる。

■死亡率と保険料:死亡率が高い=責任準備金が必要=契約者の保険料も高くなる。

死亡率が低く=保険料が低くなる。(例、定期保険や終身保険)

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■死亡保険金:死亡保障のついた生命保険加入している場合、被保険者が死亡したとき、受け取る人に支給されるお金のこと。受け取る人が死亡保険金を受け取った場合、保険料の負担者・保険金受取人・被保険者が誰であるかにより、所得税・相続税・贈与税のいずれかが課税される。※生命保険に加入しているからといって、必ずしも死亡保険金を受け取ることができるわけではない。

■年金開始日前(例、64歳未満)に被保険者(年金を受け取る人)が死亡した場合に支払われる金額。

死亡保険金=第1回年金金額×会社所定の率×経過年月数÷保険料払込期間

■年金支払期間中(例、65歳から74歳)に被保険者が死亡されたとき、将来の年金の原価に相当する金額が支払われる。

※年金の現価とは、将来の年金を支払うために、必要な現在の積立金を指す。

(将来の年金金額を所定の利率で割り引いて計算する。)

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参照:

https://www.asahi.com/ads/start/articles/00155/

https://www.dcnenkin.jp/about/

https://www.tmn-anshin.co.jp/words/ta006.html

https://www.aflac.co.jp/soudan/guide/contents/base/cashvalue.html

https://www.sumitomolife.co.jp/help/h03.html

https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E5%B9%B4%E9%87%91%E3%81%A8%E3%81%AF&fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&ts=3678&aq=-1&oq=&at=&ai=de01aaa6-0a4e-4606-9807-f954dce2ae76

https://www.hokende.com/words/%E3%81%95/%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E4%BF%9D%E9%99%BA%E9%87%91

https://hoken.niaeru.com/media/life-insurance/life-ins-dividend/2/

https://www.aflac.co.jp/soudan/guide/contents/base/easytounderstand.html

https://www.fukoku-life.co.jp/policy_dividend/inc/index.html