NZTAKMANのブログ

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 高を括(くく)る。Underrate

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■意味(ネガティブな意味合い):高を括る。『高』は分量を表し『括る』は『予想する』の意味。つまり、大したことはないだろうと甘く見積もること。

■由来:高とは『石高こくだか』から。戦国時代は、米の生産量を国の力として見られ、米の生産量を『石高』といった。当時兵士は農民でもあったので、その生産量を見積もることで、自領の経済力を計算したり、戦への備蓄米を計画準備するものであった。この見積もりが甘いのは、死活問題でもあった。そこから、『高を括る』という表現が使われた。

 

■類語:馬鹿にする、軽んじる、見くびる、侮る(あなどる)。

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■例・使い方:自分の甘い考え方や、相手をみくびった行いを恥じたときなど、反省の気持ちを表す時に使う。

高を括ってひどい目にあう。

相手が格下だったので、たかをくくっていたが、苦戦を強いられてしまった。

うまくいかなかったら誰かが助けてくれるだとうとたかをくくるのは、いささか虫がよすぎる。

自分が大丈夫だと高をくくる人が多いのは残念である。

今思えば、あのときの私は相手の実力も散らず、すっかりたかをくくっていた。

■対義語:買いかぶる(実際以上に高く評価すること)、過大視(実際より大きく見すぎること、必要以上に重大に考えること)。

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参照:

https://biz.trans-suite.jp/18664

https://www.weblio.jp/content/%E9%AB%98%E3%82%92%E6%8B%AC%E3%82%8B