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女性はなぜ長生きするのか?

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1)■ホルモンの働きによりかかりやすい病気が違うから。

エストロゲン(女性ホルモン)は、血圧をさげたり、悪玉コレステロールの血中濃度を下げたりする働きがあり(動脈硬化や高血圧に予防的に働く)、閉経前の心疾患が少ないのはそのためだと考えられている。

かかりやすい病気の違い

男性:通風、がん、心疾患(心筋梗塞、狭心症)、肺炎、アルコール性肝炎、尿路結石症

女性:骨粗しょう症、アルツハイマー病、関節症、膀胱炎、甲状腺炎など。

 

2)■基礎代謝が少ないから。

女性は男性よりも筋肉が少なく相対的に身長も低いため、男性よりも少ないエネルギーで生きていけるため、環境の変化に適応しやすい長寿になりやすい。基礎代謝が少ないと、それだけ老化を促す活性酵素もできにくくなるのがメリット。男性は、代謝が高いだけでなく、活性酵素の発生を促進する激しい運動や喫煙、紫外線を浴びやすく、老化しやすい生活環境も寿命に差が出る。

 

3)■健康状態を気にするから。

一般的に女性の方が男性よりも医療機関を受診する頻繁が高い。(統計)

さらに女性は男性よりも食事の栄養バランスに気をつけたり、アルコールに摂取が少なく生活習慣病をみつめ健康に気を遣う傾向がある。女性は男性よりも鏡で自分を見る機会がより多く、老い(髪の毛、スキンケア、体型)の変化により敏感でるのも早期発見、対策といったアンチエージングへのアクションが徹底されている。

 

4)■ネットワークでストレス発散が上手いから。

男性よりもオープンで悩みや情報を仲間で共有するのが長けているから(逆に男性は生物学的に、ストレスを一人で抱え込みがち)。男性に多い孤独な生活に陥る前に、誰かに助けを求めたり、自分の不安や悩みを素直にさらけ出す勇気がある。友人や家族、同僚など信頼できる仲間が身近にいる高齢者の方がそうでない人に比べて、1.5倍長生きする可能性が高まるデータもある。

 

参照:

https://kenko.sawai.co.jp/healthy/201603.html

https://www.tyojyu.or.jp/net/topics/tokushu/Aging-and-Gender/oi-danjyochigai.html

https://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2015/004393.php