ジャンクフードと身体の不調
■ジャンクフード(ハンバーガー、スナック菓子、カップ麺など)の共通点は、
高カロリー(糖分)×高塩分×高脂質×低栄養(ビタミン、ミネラルが不足)。
⇒とり続ければ肥満と生活習慣病につながる危険性が高い。
■それぞれの役割は?
糖質:エネルギー源、脳への栄養補給を助ける。
脂質:エネルギー源、細胞やホルモンの原料となる、体温や水分を保つ。
塩分:体の水分量を調節する。
どれも健康維持に欠かせないもの。さらにこれらの働きにはビタミンやミネラルが必要。
摂取した糖質や脂質の吸収を調節したり、腸内環境を整えるために食物繊維も必要。
つまり、糖質・脂質・塩分だけでは本来の働きをしない。さらに、ミネラル・ビタミンが不足すると不調や健康を害する可能性がある。
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■不足しやすい代表的な栄養素(働き)
ビタミンB1:糖質の代謝を助ける補酵素。不足すると、糖質をうまくエネルギーに変換できず、疲労の原因になる。倦怠感や集中力の低下。おすすめの食品は、豚肉。特に脂身の少ないヒレやモモがよい。
ビタミンB2:皮膚や粘膜の健康維持を助ける役割。不足すると、口内炎などできやすくなり、炎症を起こしやすい。レバー、納豆、卵がよい。
ビタミンC:コラーゲン(タンパク質)の生成、皮膚や粘膜の健康維持、免疫力の強化、鉄の吸収を良くする役割。ストレス(=寒さ、暑さ、疲労、苦痛、睡眠不足、働きすぎなど)の多い人ほど、しっかりとる方が良い。柑橘類、キウイ、キャベツ、ブロッコリーに含まれる。
鉄:ヘモグロビンの成分として肝臓に貯蔵。呼吸で取り入れた酸素を肺から全身に運ぶ重要な働きがある。不足すると、貧血、頭痛、疲れやすくなる。レバー。カツオ、小松菜。
亜鉛:味覚を正常に保つ働きと、皮膚や粘膜の健康維持、新陳代謝の活性化。不足すると味覚障害に。牡蠣、うなぎ。
カルシウム:骨と歯の組織となる。不足するとイライラしやすくなり、骨や歯がもろくなる。牛乳、チーズ、小魚、高野豆腐など。
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②酸化した油が使われている可能性が高い。『酸化した油』=『過酸化脂質』と呼ばれ、体を酸化させ、動脈硬化や心筋梗塞、認知症などにつながる恐れがある。
③『油の過剰摂取』は、アレルギー反応や頭皮のかゆみの原因となる。
④ほかにも、添加物、防腐剤、トランス脂肪酸などが体の不調に影響する可能性がある。
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■ジャンクフードはビタミンB群が特に不足する。⇒代謝が上手くいかず、疲れやすく、太りやすくなったりする。
■ジャンクフードが習慣化すると、『疲れやすく、肥満になりやすくなる。また作業能力(脳機能)が低下して、休憩時間が長くなりやすい。』
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参照:
http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2014/002565.php
https://diamond.jp/articles/-/268058
https://news.livedoor.com/article/detail/15126011/
https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=96&category=beauty