スケッチャーズ
■歴史・市場:1992年にアメリカLAで創業。実業家ロバート・グリーンバーグ氏と息子のマイケル氏によって創業。それ以前に展開していた『LAギア』事業をルーツに持つ。当初は、オリジナルブーツブランド)『Chrome Dome』を販売し、グランジスタイル(Grunge Style)の若者層からブーツが支持されていく。2017年全米2位のシェア(フットウェア部門、NIKE
やアディダスと競争)。2021年現在、世界170か国以上3800店舗以上を展開。
■キーワード:コンフォート(履き心地の良さ)/ライフスタイル/ファッション/リーズナブルな価格
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■日本市場:94年に参上。98年頃には日本での厚底スニーカーのブームもあり、スニーカーと厚底の新しい分野のパイオニアとしてその名を一気に高める。(全米ほど知名度は高くない)
■特徴/強み
1)通気性の良さ:アッパーに布素材やメッシュ素材を採用。インソールの裏側に小さな穴があり、通気性とクッション性を両立。
2)アウトソールの曲がりやすさ:歩きやすさ(つま先の力を地面に伝えやすくする)を追求。
3)軽量性:アッパー、ソールに軽量素材を追求し、疲労感を軽減。
■売れ筋:
1)ディーライト(D’LITES):厚底のアウトソールとアッパーはスウェードレザーを使用。
インソールは、メモリーフォームが使われていて、通気性が良く、クッション性に優れて疲れにくい。価格帯は8000円台とリーズナブル。
2)Go Walk シリーズ:ウォーキングに特化した機能を乗せたスリッポンスタイル。
ソールに切れ目がたくさん入れられていて曲がりやすくなっている。
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■グランジスタイルとは?
90年代に流行ったグランジロック(=ロック音楽のジャンルの一種)から派生したスアイル。アメリカのロックバンド『ニルバーナ』のカート・コバーンがファッションアイコンとなる。Grungeとは『汚れた』『薄汚い』を意味する Grungyが語源。
■スタイリングアイテム
オーバーサイズのフランネルシャツ/ロックデザインのトップス/ダメージデニム/ワークブーツ/網タイツ(デニムのダメージからチラ見せやショートパンツと合わせる)
参照:
https://fashion.pintoru.com/sneaker/skechers_sneaker_roots/
https://shop-list.com/women/lp/column/grunge-fashion
https://www.chiyodagrp.co.jp/mag/entry/2017/09/06/111513