勉強漬けはキケン。身に着けるべき能力は?
■ポイント:非認知能力の高い人は、そうでない人に比べて、より恵まれた人生をおくりやすい。(学歴、職業、所得、犯罪など)。さらに、未就学児の方が就学時より非認知能力を身に着けやすい(経済学者ジェームズ・へックマン氏によると)。
⇒幼児期は、好きなことに没頭させたり、たくさん褒めて、一緒に掃除、読み聞かせ、料理などをして成功(挑戦、失敗)経験を積ませること。
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■社会で問われる能力:総合力。学力だけでなく、耐ストレス力、創造力ややり抜く力。
対人スキルは絶対に影響する。⇒協調性(チームワーク)、言われたこと素直に取り組める柔軟性、リーダーシップ(他者を引っ張る)。
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■勉強にすべてを捧げてきた人:仕事の飲み込みや分析は優れているが、チームプレイが苦手で融通が利かない。失敗経験が少なく、他人のせいにしがち。⇒組織で孤立し、周囲から煙たがられる。
学生時代⇒自分の得意なジャンルを磨く事は大事。(例:勉強、読書、プログラミングなど)
■社会性、他人との関りから得るスキルもそれと同じくらい大事。
例;部活やサークルで年齢を超えて他人と関わってきたか。感謝や謙虚な気持ちはあるか。
チームプレイを通して、他人にどう自分を伝えてきたのか?上から目線になっていないか?自己犠牲の経験は?困ったら他人に相談できるか?自分ひとりで抱え込んでうつ病になってしまいがち。苦手な人とどう協働できるのか?忍耐はあるのか?相手のニーズや悩みをくみ取れるか?話しやすい雰囲気、言葉の選びカはできているか?
■自己鍛錬力:失敗⇒挫折の経験⇒工夫・戦略⇒また挑戦。⇒失敗⇒さらに工夫再挑戦でメンタルが鍛えられ、成果も上がる。問題解決能力。
参照: