人間力とは
社会で生きていくための力。自分を高めて(スキルや行動力)、他者と共存できる力。⇒自分なりの解釈・・・様々な人生経験から、自分を見失わず謙虚に生き抜く人。アドバイザーとして深みがあり信頼できる人。人から喜ばれる人間になること。
内閣府によると、人間力を構成するのは、知的能力力、対人関係力、自己制御の3要素であるとしている。
1)知的能力:専門性、資格、ノウハウ、思考力、創造力、知識などの優れた知能。
2)対人関係力:コミュ力、謙虚さ、素直さ、感謝、リーダーショップ、公共心など他者と信頼関係を築ける力。
3)自己制御:自分の欲求をコントロールできる力。時には自分を奮起したり、我慢したりしながら諦めずに成功を追求できる姿勢。自己鍛錬力。言葉や所作が乱れない⇒品性や信念につながる。
■人間力の高い人の特徴
- 素直である:新しいことを取り入れたり、間違いを素直に認めることができる。遅刻したことを、準備に時間がかかるものだと開き直りより、素直に謝った方が相手に印象が良い。⇒自己成長になり、人間関係も円滑になる。
- 思いやりがある:人の気持ちや立場を考えて行動できる(利他的=りたてき)。謙虚な気持ちで感謝でき、立場が違う人にも対等に接することができる。⇒他人から信頼される。利他的である
- 自己管理能力が高い:自分の性格や立場、能力をよく理解している。健康管理、感情のコントロール、モチベーションなど高い水準で維持できる。どんな逆境でも努力を惜しまず、高い成果をあげることができる。
- 自分の軸がある。信念があり、自分がどうありたいかを考え、それに従って動ける人。それは、自分で責任をもって生きること=信頼できる人と思われる======================================
■人間力を高めるには
1)自己分析と強い決意
『今の自分』を受け入れ、『理想の自分』を明確にイメージして、なれるように強い意志を持つこと。具体的なロールモデルを設定すると、実現しやすい。例:両親、有名人、教師など。
2)振り返えの習慣
日常の言動、行動、考え方、仕事の進め方などを見つめ直し、改善していく。このプロセスを習慣化して、理想の自分へ近づけること。
3)他者への思いやり
謙虚な姿勢と感謝の心。自分の地位、能力におごることなく(自己主張が強く、高圧的ではだめ)、他人の意見を素直に聞く姿勢。自分の非や未熟さも受け入れ、礼儀正しく接することができる。感謝の心は、周囲の人から助けられて生きていることを認識し、お礼を伝えられること。やってもらうことが当たり前に感じると危険。
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人間力が高い有名人:タモリさん、さんまさん、マツコDX、尾木ママ、ぐっさん、松下幸之助、野村克也、稲葉篤紀、松岡修造、井上康生など。肩書や役職に関係なく、人して魅力があり信頼できる人。誰からも好かれる人。
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西郷隆盛の名言:
徳高き者には高き位を、功績多き者には報奨を。
意味)徳と功、人間力と成績は別である。功績にある者でも人徳のない者には高い地位を与えてはならないという意味。例:いくら営業成績が素晴らしくても、部下に高圧的な態度で、罵倒したり、感情的な態度で接するようでは組織は束ねられない。⇒退職者が増え、採用コストがかさみ、結局人財が育たないまま業績にも悪影響が出るようになる。名選手が名監督にあらず。
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参照:
見聞(けんぶん)が広がる/知見を得る:見たり聞いたりして豊富な知識を得る事。
⇒違うジャンルの人と交流できる能力。
https://mba.globis.ac.jp/careernote/1337.html
https://agent-network.com/column/skill659/
https://ure.pia.co.jp/articles/-/610986
https://motivation-up.com/whats/humanbeing.html
https://eigobu.jp/magazine/ningensei
https://motivation-up.com/whats/humanbeing.html