NZTAKMANのブログ

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園長の一人送迎、園児死亡

 

福岡県中間市の双葉保育園で、5歳の園児が送迎バスに閉じ込められたまま亡くなる事故が起こった。男の子は、7月29日、登園の際に乗ったバスに取り残され、熱中症で死亡した。

バスは園長(40代女性)1人で運行し、園児7人を乗せて園に到着後、男の子がまだ残っていることに気づかずバスを施錠した。

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■背景:①人員不足。園長1人で送迎バスを運行する状態であったこと。園児の受け入れに人出が必要なため1年以上前から、送迎バス1人体制。

➁健康状態・出欠確認不足。バスに乗せる時に、園児の健康状態を書いたバスカードを保護者から受け取り、出血を確認することになっていたが、園長が1人で運行する際、カードの回収、乗車されることがあったこと。事故当日も、カードは回収せず、担任らは園児のカードがなく欠席と思い込んでいた。(確認作業の監視機能なし

③乗り降りの際の確認不足。園長は園児を降ろしたあと、後部座席まで確認しなかったこと。その後、園児がいなかったことについて保育園で情報共有がされていないこと、欠席かどうかを確認するための保護者への連絡をしていなかったこと。

④猛暑日:この日北九州地方は最高気温33度。

⇒園長としての安全を徹底したオペレーションの欠如と、園長自身の倫理観が今回のような事故を引き起こした。朝8時にバスに乗って、午後5時まで気づかないずさんな保育。

 

参照:

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e337788dbb77c992d84cb75fa3ed2e660a7cb59

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210802/k10013175841000.html

https://www.fnn.jp/articles/gallery/218698?image=7