タイで観光地回復の試み
タイのリゾート地、プーケットのコロナ禍の経済回復。
■プーケット
タイ王国南部に設置されている島に設置された県。国際観光都市。
一年中温暖で気温が25度前後。1980年代以降世界中から観光客が訪れ、ダイビング、ビーチ、クルージングで有名。
■対策(2W1H)『サンドボックス計画』=隔離された領域
ワクチン接種済の渡航者を対象に入国後の検疫隔離なしの受け入れが7月1日から始まる。
追跡アプリを義務付け、入国時に課せられている14日間の隔離を免除。また、滞在14日後は、国内移動も認められる。対象は欧州中心の66か国であり、日本は含まれていない。
東南アジア諸国で往来規制緩和する初のケースとなる。プーケットの住民へワクチンを優先。
■狙いや見込み:経済的回復。年内50万人の旅行客を見込んでいる。
オペレーションが上手く機能すれば、国内他地域への拡大や、感染力の低い近隣諸国との往来にも可能性を検討。観光回復を狙い。
■統計:2019年タイへの外国人観光客は4000万人。⇒2021年300万人まで落ち込むと予測。
旅行業界、飲食業、ホテル業の廃業が続き、プーケットの生産額は1割以下に縮小。
参照:
https://www.chunichi.co.jp/article/282933
https://www.chunichi.co.jp/article/282430