NZTAKMANのブログ

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中国共産党 結党100周年

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1921年の7月に『マルクス主義研究会』上海で創立。

■当時の時代背景:中国国民党(孫文)が中華民国として成立しながら、各地で軍閥政治がおこなわれており、現在のような強大な党力で統一されていなかった。

毛沢東思想とは(←習氏の政治的スローガン)

暴力革命論。『政権は銃口より誕生する』という暴力紛争を信念。農村から都市を包囲する戦略に成功し、農村出身の毛沢東は、北京に入城し、中華帝国の王座に座った。追随(ついずい=黙って従うこと)する無学の農民にわかりやすい言葉で語り掛けで鼓舞した。

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■■習近平の政治手法(強硬派):人権、民主、平等を求める国民を容赦なく弾圧し、他国との領土問題では砲艦外交で挑む『治国思想』。

■習近平国家主席の表明:『台湾問題の解決(=独立を認めない)と祖国の完全統一実現』

■復興と格差問題:『中華民族の偉大な復興』を再強調。+『小康社会(ゆとりのある)社会の全面的な達成を実現していく』と貧困問題にも触れた。

■国際社会とのやり取りと香港問題:説教は受けれない、少数民族迫害を問題視する米国に反発。『中国人民は決して外国勢力の圧迫を許さず、奴隷にならない。そのような妄想をするものは悲惨な目に逢うだろう』と強く口調で米国をけん制。※小康(しょうこう):安定した状態。

■歴史:

第1部1949-1976 毛沢東(強硬派):文化大革命。

第2部1978-1989 鄧小平(知日派)。社会主義的市場経済論。日中平和友好条約締結(1978)台湾問題に関しては強硬路線を堅持。世界の工場へ。下請けに成り下がる方針(言われたことができ、人件費を抑えられる)。

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第3:(1989-2002)江沢民(温和派)『3つの代表』をスローガン。①先進的生産力の発展 ②先進的文化の進路③広範な人民の根本利益。

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(2002-2012)胡錦濤、温家宝(温和派)科学的発展観、経済成長万能主義を廃止、社会調和や環境保全にも配慮した持続的可能な発展を重視。

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第4部2012― 習近平(強硬派):脱貧困、コロナ対策の成功、軍の改革強化、巨大経済圏構想『一路一帯』の功績。個人崇拝。賄賂社会⇒共産党と軍事へ。社会改革や反乱を起こさない。アメリカの名門大学へ寄付金を渡し、テクノロジーを回してほしい。経済政策、外交政策が上手くいっていない見方が多い。

 

 

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下請け工場では競争できない(ベトナムやバングラなど。新興国のインフラも整い中国の強みが通用しなくなった)。

どう生き残っていくのか?イノベーションのみ(青山繁晴)。新しい技術や仕組みを創出すること。しかし、中国政府は独裁体制のため、企業の研究開発が自由に機能しない。例:利益を渡す(研究費に使えない)、搾取社会、自由な発言禁止、共産党の方針が最優先⇒そのため富裕層はアメリカに亡命する。それではどうするか?多国から技術を盗むこと。これをトランプ大統領が初めて禁止した。

 

国粋主義(こうすいしゅぎ:欧米主義と対抗して自国民の文化や伝統、思想などの独自性を

守ろうとする考え方)

若者の社会問題:寝そべり主義:格差が広がり、生活費が高騰し、伝統的な成功は手の届かないものに。最小限の仕事しかしない生き方を選ぶ若者が増えている。(がむしゃらに働いた親世代とは真逆の発想)

大言壮語(実力以上に大きな事を言うこと)支配が匠で野心に満ちている

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■志位和夫委員長(日本共産党):『中国による東シナ海や南シナ海での覇権主義的行動、香港やウイグル族での人権侵害は、社会主義とは無縁であり、共産党の名に値しない』と批判。『世界が中国に大きな誤りがある、国際的なルール、法を守るよう声を上げていくことが大事だと』述べた。

※日本共産党はソ連のスターリン、中国の毛沢東の時代に中ソ共産党と対立して決裂した。中国の『大国主義』に伴い、両党の関係は冷え込んだ。

 

■自民党二階俊博幹事長、公明党山口那津男代表、立件民主党枝野幸男代表⇒儀式的な祝意。

参照:

https://jp.reuters.com/article/china-anniversary-breakingviews-idJPKCN2E60CU

https://news.yahoo.co.jp/articles/2537d381cc8fc2d2bdae2a6e7137ed7e2e78963a

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-29/QVEPP1T1UM0X01

https://news.yahoo.co.jp/articles/349b6aa148bb2004e349a12b1505956eb747ed9a

https://www.huffingtonpost.jp/entry/dokuji-kyosanto-shiishikyosantononaniataishinai-ketto100shunennochugokukyosantowotsuretsunihihan_jp_60dd69cae4b0ddef8b0ca119

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ffa631462e702884db1bebebb77ae76d1633ea4

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210701/k10013107881000.html

https://diamond.jp/articles/-/96929

https://www.newsweekjapan.jp/youkaiei/2017/10/post-3_2.php

https://www.youtube.com/watch?v=HxcypFFRsrg