外国人労働人材のマッチング活動
鈴鹿のNPO法人愛伝舎(あいでんしゃ)は、三重県内在住の外国人を対象とした会社説明会が5月29日に四日市市で開催された。プラジル、ペルー、インドネシア出身の計8人が参加。
■課題:コロナ禍による離職、収入源に悩む外国人労働者のマッチングの機会を提供。
厚生労働省と県トラック協会の協力による実現。履歴書の書き方の指導、日本語能力のチェック。
■背景:今はダイバーシテイの時代。国籍関係なく、働き手の一人として戦力を探している企業もある。
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NPO: Nonprofit Organisation; 特定非営利活動法人
×お金儲けをしてはいけない
〇利益を分配しないという意味。
例:事業収入や寄付などの収入と、オフィスの家賃や電気代などの支出を差し引いた際に、利益が出た場合。株式会社であれば、利益は株主に分配されるが、NPOは、団体の寄付者に分配することなく、利益は事業に使用できる。
■歴史:1998年NPO法ができてから。(阪神大震災がきっかけ)。小回りが効くボランティア団体が契約主体として活動できる方が、行動しやすいから。(団体の口座作成、事務所を借りる、電話の設置など法人格がないと信頼してもらいづらい)2020年度で認定1177団体。
■特徴:保険、医療、福祉の増進を図る活動。社会教育の推進を図る活動、子供の健全育成を図る活動が多い。国際協力の活動。
■お金儲けの原則『困っている人の課題を解決する商品やサービスを提供し、その対価としてお金をもらう』
■NPO vs 株式会社/受益者がポイント
例:おにぎりの購入。
株式会社の場合:買う人=経済力ある。
NPO:おにぎり代は、活動に共感してくれた人からの寄付から支払われ、商品を手に入れる人と費用を負担する人が異なっている事業を行う場合、NPOが活躍する。
また寄付してくれた人や活動支援者は、所得控除や税額控除が認められており、NPO側も寄付収入に関して税金が掛からない。
■NPOと行政の違い。
資金規模=活動の規模。資金が大きいと、意思決定の説明責任が重く、慎重に検討される。
NPOは、それに比べて関係者や資金が少ないため、その人たちに説明して納得してもらえればすぐに動ける特徴がある。小回りが利く、
広義だと社団法人、財団法人、社会福祉法人もNPO含むこともある。
参照: