サギとは(6月の風物詩)
■サギ(Heron)とは、ペリカン目(もく)のサギ科に属する鳥類の総称。水鳥の仲間。
世界で65種類生息し、日本では19種類が記録されている。
日本で代表的なのは、体全体が白いシラサギ。ダイサギ(90cm)、チュウサギ(68cm)、コサギ(61cm)、アマサギ(50cm)の4種の総称。純白でスリムな体。6月頃田んぼでよく見る野鳥。
飛ぶ時に首をS字に折り曲げて飛ぶのが特徴。(※白鳥は首が真っすぐ。)
■雄雌同色
■餌:魚、カエル、オタマジャクシ、ザリガニなどを食べる
■住処:水辺を住処としている。田んぼや水路、池や沼を生活の場とし、林などにサギ山と呼ばれる集団繁殖地(コロニー)を形成する。
水域と関係の深い鳥。
■人間との関係:田植え後の若い苗を踏み荒らす被害が深刻化。また、川に放流した稚魚や養殖魚を食べてしまうことも。
■シロサギとは、白いサギの総称。ダイサギ、チュウサギ、コサギ、カラシラサギ。
■湛水(たんすい):田んぼの湛水が始まる5月上旬の後、田植えが終わり、苗にアマガエルが産卵する。そして、卵から孵ったオタマジャクシが水田を泳ぎだす6月中旬頃、サギがこれを狙って湖沼(こしょう)や河川からやってくる。
■鳥獣保護法:許可なく捕獲したり、巣を棒で落とす行為が禁じられている。
■縁起のいい鳥:神様の使い。神聖。優雅。厄除け、交通安全。
幸運を持たらす。特に白鷺が飛び立つ姿を見ると、メッセージ性が高く、幸運を運ぶと信じられてきた。良縁、結婚、仕事や学業の成功。
栃木に白鷺神社がある。祀られている日本武尊:やまとたけるのみことは、日本が平和で豊かな国となるように日本全国を旅されたという。
参照:
http://basc.sakura.ne.jp/zukan/data/H010/sagi_eco.pdf
https://agri.mynavi.jp/2018_10_24_45061/
https://www.j-muse.or.jp/rika08/autumn/pr02/index.html
https://arakana0609.net/archives/9360
http://www.hro.or.jp/info_headquarters/domin/magazine/35.html