ニラのパワー
■原産地モンゴル
現地ではフムルと呼ばれ、夏に収穫して塩漬けして保存、冬に刻んで、スープや胃炒め物に使う。
■成分・効能
アリシン(硫化アリルの一種):香りの成分で、刻む程アリシンが増える。⇒香りが増す。
血管拡張作用:体が温まる。
疲労回復:消化酵素の分泌を活発にするビタミンB1の吸収を高める役割。豚肉と相性がいい。ビタミンB1⇒糖質からエネルギーを産生するときに必要な栄養素。不足すると、エネルギーが上手くつくれず、食欲低下や体のだるさなどにつながる。
免疫力アップ:殺菌の効力があり、風邪の予防にもおすすめ。
美肌効果:ビタミンAは肌のかさつきを抑え、うるおいを与える働きがある。
カルシウム、カリウムや鉄分を多く含み、冬場のスープや鍋物の名脇役。
■日本での産地
1)高知(27%シェア):香美(かみし)地区
強み:温暖な気候と長年の研究により年中栽培、良質なニラを安定して出荷できる。
ハウスと露地の混合。高知のニラは肉厚でやわらかく、香りが強いのが特徴。
2)栃木(17%シェア):鹿沼(かぬま)市
強み:優れた土壌と綺麗な水。近郊農業。
■1番から9番まで。
収穫の時期によって、番号で農家の人は区別。1番ニラは糖度がイチゴほどあり、しゃぶしゃぶやおひたしで食べられるほど甘く、みずみずしい。茎の切り口を見て太いのがおすすめ。
■ニラしゃぶのすすめ。
豚肉とさっと出しにくぐらせて、オリーブオイルと塩に漬けて食べるのが通。
参照:
https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20210512/index.html
ためしてガッテン:5月13日放送。
http://kochi-marugoto.com/goods/cg3/149/
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/12182
https://kawanonaika.net/contents/eiyoka/pdf/h27su.pdf