NZTAKMANのブログ

30代。政治経済/社会/異文化/筋トレ/チームマネジメント

GSの生産拠点 諏訪と雫石

High precision machine

f:id:nztakman:20210424224706p:plain

 

信州(諏訪精工舎、現在塩尻市)クオーツ技術とスプリングドライブ『東洋のスイス』

岩手(第二精工舎)1998年から機械式機構を製造。(1970年半ばから中断していた)

1960年から信州と岩手=伝統と高度な技術×徹底した管理

■背景:元々は、壁時計(時計工場、精工舎=錦糸町)から分離独立させて東京、亀戸に1937年に『第二精工舎』を設立。しかし、第二次世界大戦の影響で、疎開を余儀なくさせる。亀戸工場は戦災によって、崩壊状態をなる。そこで、腕時計事業をけん引したのが、疎開先のひとつであった『第二精巧諏訪工場』。その後、高精度な紳士用腕時計の生産拠点となり。

 

なぜ諏訪地域が工房として発展したか?

■『東洋のスイス』と呼ばれる諏訪地域は、水と空気がきれいで精密機械産業に適している。他にもカメラ用レンズや電子部品、顕微鏡、ギターなどが有名。(明治期は製糸業も盛んだった)

■諏訪盆地の空気は湿気が少なく、時計の部品を扱うのに最適の環境。

長野県民も勤勉さー厳しい冬も生き抜く根気が必要。また人々が知恵を出して工夫したり、手先の器用さを生活の中で養われている県民性。⇒機械式時計産業に最適。

⇒労働集約型産業:工場がある地域の人々を採用し、親子何代も同じ工場で努めることもある。郷土の誇り。生真面目な信州の気質と地道に実績を積み重ねるのはセイコー哲学がまさにマッチした。

 

雫石:2020年7月 盛岡セイコー工業内に雫石GS工房がオープン。

生産地へのこだわり⇒四季の移り変わりを感じられる場所。

日本人が育ててきた匠の精神がGSには集約している。それを育てたのは自然である。そのプロセスを感じるのは雫石である。

 

参照: 

http://www.sirack.jp/precision-machine-nc-lathe-quick-delivery

https://blog.nagano-ken.jp/data_cat/industry

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22793430X21C17A0000000/

https://www.pen-online.jp/feature/product/grandseiko_story_07/4

https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/wakayama/23633         

https://w-mania.jp/grandseiko-snowflake/

https://www.pen-online.jp/feature/product/grandseiko_story_07/1