NZTAKMANのブログ

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伊勢神宮③ 神さまとの関り方

神道の参拝の基本姿勢:

異常な状態=罪、穢れ(けがれ)と呼び、お祓いやお清めで正常な状態に戻す。

穢れは自分が起こした罪や欠陥ではなく、日常でのネガティブな感情のことを指す。不要なエネルギー、ストレスのこと。

 

■人は誰でもそのままパーフェクト

分け御霊(みたま):人間は神様の分身という考え方自然に触れて感動したり、赤ちゃんの笑顔を見てほっとしたりするのは、自分にも内面に共鳴するものが存在するから。つまり、それは自分にも魂が宿っている、神さまがいるということ。

■西洋の罪とは

キリスト教の原罪。人間は神に背いて罪を犯したアダムの子孫であり、生まれながらに罪を背負っているという考え。日本と西洋の人間観の違い。

 

■ゼロへリセット、そしてひらめき

お祓い、お清めをして気持ちをリセットさせる。さらに、そこへ神さまからの『直感』『ひらめき』が降りてくる。これがお参りの本質。気づきを得て、自分の人生に活かすこと、より幸せになるために行動すること。直感や感受性は人は平等に与えられている。

神道とは日本の神々の存在を知覚することにより『感謝』と『直感』の信仰である。

 

■海外での神道的信仰

ハワイ先住民のカフナ(=ハワイの神官):『ホ・オポノポノ』は、言葉の作用(祝詞や言霊)によって空間や意識のネガティブなエネルギーを祓い、正常なバランスに戻す方法。クリーニング。

日本語の特徴

『母音+子音』で構成され、母音の比重が高い。⇒左脳優位の『母音言語』

母音言語は英語などに比べて発音に抑揚が少なく、単純で環境音や自然音に近い。その特徴的な言葉を使い、言霊の世界観を生み出してきたのでは。

 参照:

吉川竜実:一番大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる。(サンマーク出版)