お百度参り・百度石
Hundred times worship: Visiting a shrine for prayer
■お百度参り:願いを叶えてもらおうとする仏様や神様に100回お参りして祈願すること。
同じ願い事でも回数を重ねることで、神様と顔なじみになり、信仰心の篤さ(あつさ=気持ちの深さ)と願いの切実さを訴えてご加護を得るという考え方。
もとは100日続けて参詣(さんけい)することを指した。
■百度石(ひゃくどいし):百度参りをする際に、往復の目安として設置させれている石の柱。
■歴史:鎌倉時代初期1189年に『吾妻鏡』に記録あり。
参拝を重ねるとお参りが洗練され、無駄な雑念がなく真摯に祈れる効果がある。
神様に自分の思いが届くようになり、一度のお参りの質が高まると言われている。自分の心と向き合う修行ともいわれている。
参照:
社殿(しゃでん):神体が祭ってある建物。ほとんどの神社にあるのが本殿と拝殿。
本堂から百度石まで引き返しして1往復とする。
手前から。
1)拝殿(はいでん):拝礼(=お祈り)を行う場所。お賽銭箱にお金を入れて、自らのお願いをお祈りする『祈願』と神職の方に穢れを祓ってもらう『お祓い』がある。拝殿にはご神体はなし。本殿の前に建てた建物。
2)幣殿(へいでん):拝殿と本殿をつなげるための中間の建物。お祓い中に榊やお神酒、お米をお供えする場所。
3)本殿(ほんでん):神霊を宿したご神体を安置する建物。ご神体を直接目にすることを控えるべきだから、畏敬(いけい)の念をもって接すため、扉が閉まって、通常撮影NG。
もともとは巨大な岩や石などであり、注連縄で囲い神饌(しんせん)をお供えして‘お祈りする社が神社であった。
http://tobifudo.jp/newmon/kigan/hyakudo.html
http://www.miyajidake.or.jp/news/topics/%E3%81%8A%E7%99%BE%E5%BA%A6%E7%9F%B3
https://www.osohshiki.jp/column/article/691/