しめ縄
注連縄
■お正月=『年神様(としがみさま)』豊作や健康をもたらす神様
を家庭に迎える特別な行事の事。自宅に飾るには、お迎えするのに相応しい神聖な場所であることを年神様に示すため(不浄な物が入らないようにする役目、魔よけ)。
■由来
天の岩戸に隠れた天照大神を岩を引き明けて連れ出し、再びそこに入らないように岩戸の前に注連縄をはったという神話から。しめ=神様が占める場所という神聖な意味。
■なぜ藁(わら)なのか?
農耕民族の日本人にとって米の収穫は自然の恩恵であり、神様の助け、お力によってなしえた清らかさの象徴だから。
■しめ飾りのパーツ
紙垂(しで):稲妻を表現し、天と地をつなぐこと。
裏白(うらじろ):清廉潔白(せいれんけっぱく)長寿と夫婦円満。
譲り葉(ユズリハ):家系を絶やさず子孫繁栄を願う
橙(ダイダイ):代々栄えるように
扇(おうぎ):末広がりに栄える。
鯛:めでたい / えび:腰が曲がるまで長生きするように。
■飾る場所
神棚か玄関(片方でも両方でもOK)
■飾る期間 13日~31日―1月8日
すす払いの日(12月13日 大掃除の起源、始まりとされる)
から、31日の間に飾り始め、松の内の1月8日に飾り終えるのが正しいとされている。
15日に地域や神社で行われる左義長(さぎちょう、どんどん焼き)で正月に区切りをつける。
■捨て方
無理な場合は燃えるゴミとしても出せるが、神聖なものなので他のごみと別の袋に入れたり、清酒や塩で清めてからごみ袋に入れるといい。
参照:
しめ飾り、注連縄の意味とは?https://www.creema.jp/blog/351/detail
https://www.hanamonogatari.com/blog/888/