時価総額 Japan vs NZ
2020年5月31日現在での時価総額上位10企業を日本とニュージーランドで調べてみた。
◆人口比で言うと、日本(1億2600万)はNZ(490万人)の約25倍の規模だ。しかし、上位10企業の時価総額を単純比較すると、日本100兆円vsNZ16兆円と、その差わずか6倍だ。
もちろん、企業総数が違うので断言はできないが、これは日本の時価総額が比較的に低いということなのか、あるいはNZ企業の価値が国際的に高いということなのか、からくりが気になるところだ。
◆類似点:IT社会とあ通信会社は安定した経営と景気に影響しにくいため領国上位にランクインしている。
◆相違点:日本は機械系、製薬会社が強い。高技術の製品が海外市場で売れているということだろう。また、海外同業者との合併で、自社の株価や規模を成長させている背景も読み取れる。
ニュージーランドは一方で金融投資部門が強く、政治的に中立した国を活かして海外からの投資に人気があるのではないだろうか。FisherPaykelが独自の技術で医療機器まで発展し、呼吸器の加湿器でマーケットリーダーだったことは知らなかった。もう少しいろいろと調べてみたい。
参照
日経新聞時価総額ランキング
https://www.nikkei.com/markets/ranking/page/?bd=caphigh
New Zealand's Exchange
https://www.nzx.com/markets/NZSX